どこででも手に入る安価な杉の規格材を購入し、ユーザーが自分で家具を作ることで、国産杉材の利用拡大につなげましょう、という提案です。

この例は、13mm×42mm断面の杉の規格材だけを使用したものです。

難しいことはしていませんが、本物の素材と美しいプロポーション(黄金比に基づく比例)があります。

部材の接合に難しい仕口を作り込む必要がなく、パズルのように内側から順番にビスを打って組んでいけば、表からはビス跡が見えないようになっています。天板は脚を製作した後でのせることになりますが、これも金物等無しで脚の裏側の上手く隠れたところからビス留めできるようになっています。
要するに、小さな断面の木材をそれなりに正確な長さで切断する技術と、安物の電動ドライバーがあれば作ることができるのです。多少正確に切れなくても真っ直ぐビスが打てなくても、なんとかなる(逃げが効く)デザインになっているので、特別な技術や工具をもたない多くの人が製作にチャレンジできると思います。仕上げは荒木のままでも良いですし、サンドペーパーや鉋がけ、塗装など、各々が可能な方法で仕上げることができ、みなそれぞれに魅力ある仕上がりになると思われます。

この例では天板も同じ断面材を集成して製作しましたが、本当はどんな板でも構いません。

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